Southbound ’76

サウスバウンド…スピリチュアルと旅と...シンクロな日々。のはずがほぼ模型ページ

ヤマハ パフォーマンスダンパー for セロー250

セローのために調整された純正品で主にフレーム振動の改善に効果があるという。

セロー パフォーマンスダンパー

<変化があったと感じる点>

(装着後、市街地(オンロード)を30分走った感想)

 

車体の剛性感アップ。乗り味の変化。

単に硬くなるという表現ではなく、纏まりのあるしなやかな硬さ。

 

ギャップを超えた時の振動が早く収まる。

前後サスがちゃんと動作している感じ。車体のブレが低減したためか。

(擬音で言うと、モワンタタンみたいな。ただし体への衝撃は少しキツくなった感じ)

 

発進時の直進性が増した。

スッと前に進み、多少あったふらつきが無くなった。

アクセルオン時のパワーが車体の振動に喰われることなく素直に発揮されているためかも。

 

車体の安定性が増した。

 

コーナリング時の正確さが増した。

コーナー進入時の怖さが無くなり、途中のライン変更もスムーズに。

タイトなカーブもスピードが増した。

若干切れ込みを感じてた低速での右左折もキレイに曲がれる。

 

手、腕への振動は軽減されている感じは無し。

振動の伝わる質が変わったようで小刻みになったように変化。

 

エンジンパワーの出方が良くわかるため出力が低く感じる。

 

 

◆さらに数日後4時間ほど、山間部の高速と一般舗装路を走ってみた。

(オフロード走行は今回していない)

 

ダンパー搭載前よりも気負わず楽に走れた。とにかくスムーズさがあって気持ちに余裕ができた。

路面からの振動を明らかに低減させ上手くいなしているため、足腰への負担が減り、疲れがかなり緩和。

手の痺れも減っている。

しかし、高速道路(京都縦貫道)の強い風の影響はやはり怖く、80キロ以上の走行での緊張感は変わらなかった。そこはやっぱりセローなんだと思う。

 

ウインドシールドを付ければかなり良い線のツーリングバイクになりそう。

 

パフォーマンスダンパーの装着は、セロー改良プラス別アレンジ版なのだが、

大袈裟でなく別のマシンに乗っているような感覚。

他社オフロードバイクが長時間の高速道路走行をターゲットにしたものにシフトしているので、セローもそれにならったアレンジが必要だったのかも。

とは言っても、元々の特性から高速走行が苦手なのは変わらないのだけど。

 

&散策がメインの自分的には、好みの方向への改良なので導入して正解。